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エネルギーフラックス(エネルギー流束)とは、摂取カロリーと消費カロリーの両方を高く保つ状態を指します。つまり、「よく食べて、よく動く」ことで、体内のエネルギー代謝を活発にするライフスタイルです。

エネルギーフラックスとダイエットの関係

ハイエネルギーフラックス(高エネルギーフラックス)の状態を維持することで、以下のようなダイエット上のメリットが報告されています。

  • 代謝が活発になり、リバウンドを防ぎやすい
    摂取と消費のバランスが取れていれば、体重を維持しやすく、リバウンドしにくい体質になります。
  • 体型維持や健康指標の改善
    低エネルギーフラックス(あまり食べず、あまり動かない)よりも、高エネルギーフラックス(たくさん食べてたくさん動く)を維持した方が、インスリン抵抗性の改善や安静時代謝の向上など、健康指標が良くなる傾向があります。
  • 活動的な生活で気分や活力も向上
    活発に動くことで、気分や活力も高まりやすいとされています。

実践方法

エネルギーフラックスを高めるための基本は「よく食べて、よく動く」ことです。

  • 摂取カロリーを極端に減らさず、必要な栄養素をしっかり摂る
  • 運動量を増やし、日常的に体を動かす
  • 代謝を落とさないようにする(筋肉量の維持も重要)

個々の生活スタイルや目標に合わせて運動と食事の両面からサポートし、ハイエネルギーフラックスの習慣化を推奨しています。

具体例と注意点

  • 例えば、1日1,500kcal食べて1,500kcal消費するのが「低エネルギーフラックス」、3,000kcal食べて3,000kcal消費するのが「高エネルギーフラックス」です。どちらもカロリー収支はゼロですが、後者の方が代謝や健康指標の面で有利とされています。
  • ただし、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると体重は増加します。あくまで「食べた分だけしっかり動く」ことが前提です。

ハイエネルギーフラックスを促進する食事

バランスの良い高エネルギー食が基本です。具体的には以下のポイントが重要です。

  • 主食(ごはん、パン、麺類など炭水化物)をしっかり摂る
    ごはんはエネルギー源となる炭水化物が豊富で、玄米や雑穀を加えるとビタミンやミネラルも補えます。
  • 主菜(肉・魚・卵・大豆製品などタンパク質源)を毎食取り入れる
    筋肉や骨の材料になり、筋量維持や代謝アップに役立ちます。
  • 副菜(野菜・海藻・きのこなど)でビタミン・ミネラル・食物繊維を補う
    具沢山の味噌汁などで手軽に摂取できます。
  • 果物や和菓子、ナッツ類などを間食として、エネルギー消費量が多い時は補助的に摂る。

食事例

  • ごはん+具沢山味噌汁+主菜+副菜 (定食屋の定食をイメージ)
  • 間食や補食としておにぎり、果物、ヨーグルト、ナッツ、プロテインなどを活用

タイミングも大切

  • 運動前は炭水化物中心の軽食(おにぎり、パンなど)を2~3時間前に。1時間前ぐらいにプロテインの摂取がおすすめ。
  • 運動後に炭水化物とタンパク質を含む食事を摂ると筋肉の回復が促進されます。

ハイエネルギーフラックスを促進する運動

消費カロリーを増やすために、運動量・強度を意識した活動が必要です。

  • 有酸素運動(ランニング、サイクリング、水泳など)でエネルギー消費を増やす。
  • 筋トレで筋肉量を維持・増加し、基礎代謝を高める。
  • 日常生活でも活動量を増やす(歩行、階段利用、家事など)。

ハイエネルギーフラックスを促進するには、主食・主菜・副菜を揃えたバランスの良い食事をしっかり摂り、運動量を増やすことが基本です。間食や補食も活用し、運動前後の栄養補給タイミングも意識しましょう。これにより、代謝を高く保ちつつ、健康的な体型維持やダイエットが実現しやすくなります。

まとめ

  • エネルギーフラックスは「摂取カロリーと消費カロリーの流れの大きさ」を表す
  • ダイエットやリバウンド防止には、高エネルギーフラックス(よく食べてよく動く)が有効とされる
  • 適切な運動とバランスの良い食事を組み合わせて、代謝を高く保つことがポイント。

この考え方は、単なるカロリー制限よりも、健康的で持続可能なダイエットや体型維持に役立つアプローチとして注目されています。

そして皮一枚まで絞りたい各種ボディコンテスト競技者こそ、エネルギーフラックスを取り入れてみて下さい。トレーナー・競技者の両方の経験則からも高エネルギーフラックスの方が絞りやすいですし、メンタルの安定にも繋がります。

「よく食べて、よく動いて、よく寝る」これがダイエット成功への土台となります。

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