運動習慣のない肥満の人のダイエットのコツ
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無理な減量は危険を伴う
肥満の人が減量に取り組む場合、急激な減量は避けるべきです。
肥満症の人はいったん減量に成功してもリバウンドして再悪化しやすい傾向にあるうえ、極端な食事制限によって短期間で大幅に体重を減らすと、脂肪とともに筋肉も減少。
それにより消費エネルギー量も減るため、食事で摂取したカロリーが脂肪として貯まりやすく、リバウンドのリスクを一層高めてしまいます。
さらに、そうしたリバウンドの結果、肥満で筋肉量も少ない状態になると、転倒などのリスクを高めることにもなりかねません。
張り切って慣れない運動をし過ぎると心臓への負担も多きくなります。
5%程度の体重減少では見た目はさほど変わらないかもしれませんが、健康にかかわる数値が改善すれば、減量のモチベーションにつながるでしょう。

減量の手段は食事・運動・行動療法の3つが基本です。
摂取カロリーについては、30キロカロリー×目標体重が目安になります。
まずは間食の量を減らすかやめるかするのと、1食あたりのご飯の量を「大きめの1口分」減らすことを目指しましょう。
揚げ物や炒め物などをよく食べる人は焼き物や蒸し物中心に調理のスタイルを変える、野菜・海藻・きのこ類を積極的に食べるのも減量に効果的です。
運動についてはどんな運動でもいいので、少しだけしんどいと感じる運動を1日3分から始めましょう。ただ必ず毎日行うことが条件です。
とにかく毎日継続することに意味があります。体力が付いたと感じてきたら5分、10分と時間を増やしていきましょう。
洗濯物を干しながらスクワット、座っている時間に上体ひねりや背中のストレッチといった「ながら運動」もおすすめです。
最後の行動療法は、毎日決まった時間に体重を測定し、記録することが基本になります。
記録することで体重の増減の原因に気付きやすくなり、減量のモチベーション維持にもつながります。
グラフにして視覚化するとより効果的です。
スマートフォンの健康管理アプリを使えば、簡単にグラフを作成できます。活用してみましょう。
