調味料に含まれる脂質
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はじめに
ダイエットや生活習慣病と切っても切れない栄養素の「脂質」。
脂質と一口にいっても、さまざまな形で食品中に含まれており、目に見えるアブラもあれば、見えないアブラもあります。食品ごとの脂質のランキングを正しく知って、ダイエットや生活習慣病予防にぜひお役立てください。
アブラの目利きになろう
まずは「脂質」と「カロリー」の関係についてご紹介いたします。カロリーの元になるのは、たんぱく質と脂質と炭水化物の3つの栄養素です。それぞれ1gあたりのカロリーが違うので、これらの配分によって食品のカロリーも変わります。
たんぱく質と炭水化物は1gあたり約4kcal。脂質は1gあたり約9kcal。つまり、食品に含まれる脂質の割合が、その食品全体のカロリーを大きく左右するのです。
また、近年の日本人の食事では、炭水化物が減って脂質の割合が増え、理想的な摂取バランスが崩れてきています。この3大栄養素のバランスの乱れが、さまざまな生活習慣病を引き起こす要因となり、また、普段の体調にも影響していると考えられます。
調味料に含まれる脂質ランキング
脂質を気にする時に、落とし穴になりやすいのが調味料です。
カレールー、シーザードレッシング、マヨネーズ、中濃ソース、ケチャップ、この5種類を脂質の多い順に並べてみましょう。
正解は……、
「マヨネーズ⇒シーザードレッシング⇒カレールー⇒中濃ソース⇒ケチャップ」。
マヨネーズは材料の7割以上がアブラなので、脂質はかなり高く高カロリーです。
シーザードレッシングも4割以上がアブラです。
ダイエットのための野菜サラダも、ドレッシングやマヨネーズで、あっという間に高カロリーな一皿になってしまうのです。
ダイエット中の人は、マヨネーズは極力控え、ドレッシングはアブラ比率の低い、低カロリーのものを選びましょう。
カレールーやハヤシルーなども、脂質の多い調味料です。
手軽ですが、ダイエット中の方は控えめにしましょう。
一方、ソースやケチャップには脂質が殆ど含まれていないので、味付けに上手に活用しましょう。
最後に
脂質を見抜く力を付けて、毎日のメニュー選び、食品選びの際に是非お役立てください!