人はなぜ運動をしなくてはいけないの?
1.生活習慣病の予防
食べ物から摂取したエネルギーと運動により消費したエネルギーがバランスよく保たれていることが健康の為に良い状態です(o^^o)
しかし食べる量は変わらず、運動を行わないと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、使われなかったエネルギーは脂肪としてからだに蓄えていきます😰
脂肪が必要以上に蓄積する事で、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病になるリスクが高くなります。
2.筋力やからだ機能の維持
体調を崩し1週間ほど寝込んでいた後は、疲れやすかったり、普段のように動けないなど、体力や筋力、持久力などが衰えていると感じたことがあるかと思います。
人間は持っている機能を使わないと驚くようなスピードでその機能は低下していきます。
たとえば「歩く」という動作。
多くの脚の筋肉を使って1歩、また1歩と歩きます。
さらにお尻や腰、背中、腕の筋肉も使用しています。
つまり全身の筋肉を使ってはじめて「歩く」ことができるのです❗️
もし「歩く」動作をしなくなったら、多くの筋肉が減少し、さらにバランス能力、心肺機能が低下します。
こうなってしまうと歩くスピードが落ち、信号を渡りきれない、または荷物を持つとバランスが保てずふらついてしまう、小さな段差でつまずき転んでしまうなど日常生活に多大な影響を及ぼす恐れがでてきます。
このようなことに事態にならないために毎日歩くことが必要なのです。
歩くことで必要な筋肉、機能が維持されます。
また筋肉量は成長期に増え、その後加齢とともに減少していきます。
しかし筋肉は骨とは違って、いくつになってもトレーニングを行えばその分増やすことができる組織です😀
* 運動の効果 *
●からだ的な効果
・健康的な体形の維持
・体力、筋力の維持および向上
・肥満、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防
・加齢に伴う生活機能低下
・心肺機能の向上により疲れにくくなる
・腰や膝の痛みの軽減
・血行促進により肩こり、冷え性の改善
・抵抗力を高める(風邪予防)
* どのくらい運動したらいいの? *
●今より1000歩多く歩く❗️
普段2000歩程度しか歩いていない人に対して「1日1万歩歩きましょう!」と目標を掲げても、達成するのは難しいでしょう😅
そこで日常生活の中で「今より10分多くからだを動かしましょう」という指針が厚生労働省より出されました。
10分多く動くということは歩数にすると約1000歩多く歩くということになります😊
たとえばエレベータではなく階段をつかう、少しの距離は自転車ではなく歩くなどすると、より歩数が多くなります。
歩行以外にも電車では立つ、買い物はカートではなくかごを持つようにするなど少し行動を見直すことで10分多く動くことにつながります。
無理をしないで自分にできることを考えてみると良いかもしれません。
●週2回 30分の運動
筋力トレーニングは、週2で行う事がベストだといわれています。
継続は力なり❗️
筋肉は裏切らない✨