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「フレイル」という言葉をご存知でしょうか? 最近テレビや新聞などでもよく聞くようになってきたワードですが、これっていったいなんなの? と思う人もまだまだ多いかもしれません。

そもそもフレイルってなに?

フレイル(虚弱)とは主に「加齢により、心身が弱った状態」のこと。

 加齢に伴い心身の活力が低下するとともに、社会的なつながりが薄れている状態を指し、“健康な状態”と“要介護状態”の中間の段階といわれています。要介護に移行するリスクが高い一方、適切なケアによって健康な状態へと戻ることが可能だといわれています。


フレイルは大きく3つの要素があり、筋力低下や口腔機能の低下などといった「身体的フレイル」、うつや認知機能低下などといった「精神的フレイル(心理的・認知的フレイル)」、閉じこもりがち、孤立などといった「社会的フレイル」に分けられます。
日本人の高齢者のうち、フレイルが8.7%、その前段階であるプレフレイルは 40.8%といわれており、女性やより歳を重ねた場合、社会経済的状態や健康状態が悪いほど、フレイルの割合は高い傾向があることが報告されています。

聞きなれない言葉で、意識があまり向きにくいかもしれませんが、早めに気づいて早めに対処することで元気な状態に戻れることがポイントです。
 

寿命=健康寿命と考えている人が多数派?

世界的に見ても長寿国である日本ですが、「長寿」と「健康長寿」は少し意味が異なります。

亡くなる直前までピンピンしている「ピンピンコロリ」、長期の寝たきりで最期を迎える「ネンネンコロリ」という言葉もあるほど。もちろん天寿を全うするときまで元気にいたいものですが、現実は長い間、寝たきりになり最期を迎えることもあります。

フレイルという言葉を知っているのは「全体で4割強、55歳未満では3割以下」

健康寿命を延ばすこと、つまりピンピンコロリを実現する鍵のひとつがフレイルですが、そもそもこの言葉はどれくらい浸透しているのでしょうか。

“フレイル”という言葉を知っているかを聞いたところ、「内容まで知っている」が15.8%、「聞いたことはあるが、内容は知らない」が26.1%で、合計した「認知率(計)」は41.9%となりました。

年齢別にみると、「認知率(計)」は75歳以上では半数を超えていますが、55歳未満では3割未満と低い割合にとどまりました。


また、2020年4月から75歳以上の後期高齢者を対象に、特定健康診査の「標準的な質問票」の代わりに、フレイルなど高齢者の特性を踏まえて健康状態を総合的に把握するための質問票による問診を行う健診(通称フレイル健診)が開始されています。

75歳以上での認知率の高さはそのような背景も影響しているのかもしれません。

“フレイル”になると起こることとして知っているもの 2トップが「認知症リスクが高くなる」「転びやすくなる」

フレイルによって引き起こされる変化はたくさんありますが、どういった変化が知られているのでしょうか。

ひとつ前の設問で“フレイル”について内容まで知っている人(395名)を対象に、“フレイル”になると起こることとして知っているものを聞いたところ、「認知症リスクが高くなる」と「転びやすくなる」(いずれも83.8%)が突出して高くなりました。

次いで高くなったのは、「病気の回復が遅くなる」(58.0%)、「疲れやすくなる」(57.7%)、「怪我の回復が遅くなる」(54.4%)でした。  

今からできる「フレイル健康体操」

ここまで読んで、ちょっとフレイルに関心が出てきた方や、フレイル対策を検討しようとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいフレイル対策、ありますよ。


AI&DREAMでは、60歳以上の方のからだの衰え対策のために考案した特別レッスンも行っています。このプログラムは、有酸素運動・筋トレ・バランス運動・有酸素×脳トレの4種類のプログラムで構成されています。

自宅で気軽に行えるメニューもご提案しますので、ぜひご自身やご家族でトライしてみてください。

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