貧血に負けない強い体をつくろう!
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はじめに
めまいや立ちくらみなど、からだに不調を感じていませんか?
もしかしたら鉄分不足による貧血かもしれません。
貧血とは何なのか、食事で予防するポイントと併せてご紹介します。
貧血のほとんどが「鉄欠乏性貧血」によるもの

貧血とは赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)濃度が低下した状態をいいます。
消化管出血などによって貧血を引き起こすこともありますが、最も多い原因は血液を作るための鉄分が不足することによる貧血です。
ヘモグロビンは酸素を全身に送る働きをし、鉄分によって構成されています。
鉄分が不足するとヘモグロビンの量も減り、体内が酸欠状態になります。これが鉄欠乏性貧血です。
貧血の何が良くないの?
貧血とは、血液中の赤血球の中にある、ヘモグロビンの濃度が低くなった状態を指します。
ヘモグロビンは酸素とくっつくことで、酸素を体のすみずみまで運ぶ重要な役割を果たしています。
貧血になると、体内の酸素が少なくなり、立ちくらみ、息切れ、めまい、ふらつき、頭痛、胸の痛み、動悸どうき、疲労感などの症状が出ることがあります。
採血による ヘモグロビン値(血色素量)が、成人男性で13g/dL未満、成人女性で12g/dL未満の場合に貧血と診断します。
鉄欠乏性貧血を予防するためには、鉄分を食事からしっかり取ることと、効率よく吸収することが重要です。
貧血予防のための食生活のポイント
鉄分を摂取しよう:「ヘム鉄」「非ヘム鉄」
食品中に含まれる鉄分には、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類あります。
「ヘム鉄」の方がからだへの吸収率が高いですが、どちらもバランスよく食べることが大切です。
【鉄分が多く含まれる食品】

- ヘム鉄:レバーや赤肉、赤身魚(かつお、まぐろなど)
- 非ヘム鉄:野菜(ほうれん草、春菊、小松菜)、卵、大豆製品(豆乳、納豆)など
鉄分の吸収率を高める食品

ビタミンCは鉄の吸収率を高めてくれる栄養素です。緑黄色野菜や果物、じゃがいもなど、ビタミンCを含む食品を一緒に取ることを心がけましょう。
他にも、柑橘類や酢などの酸っぱいものを食べて胃酸の分泌を促すことで、鉄の吸収率を高める効果が期待できます。
もしもの貧血の症状に備えよう
1.ふらつきを感じたときには、すぐにその場でしゃがむ

ふらつきやめまい、意識が遠のくような感覚があるときには、すぐにその場にしゃがみ、落ち着くまで様子をみましょう。
症状の悪化や転倒の予防になります。薬物療法などによって貧血と血小板減少が重なる時期には、ふらつきやめまいなどによる転倒が致命的な出血を引き起こすこともあるため、特に注意が必要です。
ふらつきやめまいが落ち着いてからも、急に立ち上がることは避け、歩き出しは一呼吸おいてゆっくりと行うとよいでしょう。
すぐつかまることができるよう手すり側を歩いたり、歩道の奥側を歩いたりして危険を避けるようにします。
2.自分の状態と症状を把握しておく

血液データのヘモグロビンの値と自分で感じる症状を把握しておくことが大切です。
貧血が比較的ゆっくりと進行した場合には、ヘモグロビン濃度が低くても、症状がないこともあります。
反対に、貧血が急速に進行した場合には、ヘモグロビン濃度が正常に近い値でも、貧血の症状が起こることがあります。
3.事前に身近な人に自分が貧血であること知らせておく
家族や職場の人など普段よく一緒にいる人に自分が貧血であることを伝えるのもいいでしょう。
倒れたり、調子が悪くなった時に迅速に対応してくれるでしょう。
最後に
健康診断などで貧血と診断された方は、貧血を正しく理解し普段の食生活から改善できることがあれば行っていきましょう。
自分自身の為でもあり、周りの人に心配や迷惑をかけないためにも、早め早めに治療を行うことが大切です。