私たちの体は「たんぱく質」でできている! 知っておきたい、美と健康を支える超重要栄養素
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はじめに
「プロテイン(たんぱく質)」と聞くと、筋トレをしている人が熱心に摂取しているイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、たんぱく質はアスリートだけでなく、子どもから高齢者まで、あらゆる人にとって毎日欠かせない最重要の栄養素です。
今回は、なぜこれほどたんぱく質が重要視されるのか、その理由と賢い摂り方について解説します。
1. 体の大部分は「たんぱく質」の塊

私たちの体から水分を除くと、その残りの約半分(重量の約15〜20%)はたんぱく質で構成されています。
筋肉はもちろんのこと、実は以下のような組織もすべてたんぱく質が主成分です。
- 見た目の美しさ: 肌のハリを保つコラーゲン、髪のツヤ、健やかな爪
- 体の機能維持: ウイルスと戦う「免疫抗体」、代謝や消化を助ける「酵素」、ホルモン
- 酸素の運搬: 血液中で酸素を運ぶヘモグロビン
つまり、たんぱく質が不足すると、筋肉が落ちるだけでなく、「肌が荒れる」「髪がパサつく」「風邪をひきやすくなる」「疲れやすくなる」といった、全身の不調に直結してしまうのです。
2. たんぱく質は「毎日」補給しなければならない

糖質や脂質は、使われなかった分を「体脂肪」として体に蓄えることができます。しかし、たんぱく質は基本的に体内に貯蔵しておくことができません。
私たちの体の中では、古い組織を壊し、新しい組織を作る「代謝」が24時間絶え間なく行われています。そのため、昨日たくさん食べたからといって今日の分が足りるわけではなく、毎日の食事からコンスタントに補給し続ける必要があるのです。
3. 1日に必要な量はどれくらい?
一般的な成人の場合、1日に必要なたんぱく質の目安は「体重1kgあたり約1g」です。
- 体重60kgの人の場合: 1日あたり約60g
- ※運動習慣がある人や筋トレ中の人は、体重1kgあたり1.5g〜2g程度が必要になります。
「60g」を食品に換算すると?
これを1食でまとめて摂るのは大変ですし、一度に体が吸収できる量にも限界(約20〜30g)があります。そのため、朝・昼・晩の3食に分けて、それぞれ約20gずつ摂取するのが理想的です。
| 食品(100gあたり) | たんぱく質含有量の目安 |
| 鶏むね肉(皮なし) | 約23〜25g |
| 鮭(生) | 約22g |
| 納豆(1パック・約50g) | 約8g |
| 卵(Mサイズ1個) | 約6.2g |
| 牛乳(200ml) | 約6.8g |
4. 賢くたんぱく質を摂るための2つのコツ

①「動物性」と「植物性」をバランスよく
たんぱく質には、肉・魚・卵・乳製品などの「動物性」と、大豆製品や穀物などの「植物性」があります。 動物性は吸収率が高く必須アミノ酸が豊富ですが、脂質も多くなりがちです。一方、植物性は脂質が少なくヘルシーですが、吸収率はやや劣ります。これらを「1:1」の割合で組み合わせて食べるのがベストです(例:焼き魚+納豆など)。
② 朝食での補給を意識する
現代人が最もたんぱく質不足になりがちなのが「朝食」です。パンとコーヒーだけ、といった食事ではたんぱく質がほぼゼロになってしまいます。
朝の体は飢餓状態に近いため、ここで卵や納豆、ヨーグルトなどをプラスするだけで、1日の代謝のスイッチが入り、太りにくい体作りにもつながります。
今日からできる「+10g」の意識
「毎食の栄養計算は難しい」という方は、まずは今の食事にプラス1品することから始めてみましょう。
- コンビニのランチに「ゆで卵」や「サラダチキン」を足す
- いつもの味噌汁に「豆腐」を多めに入れる
- 間食をスナック菓子から「ヨーグルト」や「アーモンド」に変える
小さな意識の積み重ねが、5年後、10年後のあなたの健康な体と若々しさを手に入れる一番の近道です。
最後に
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