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気象病を知り、改善に繋げるには

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はじめに

3月~5月あたまは、冬の終わりと春の始まりが交差する特別な時期です。寒さが和らぎ、桜の花が咲く頃には心も軽やかになります。しかし、気温や気圧の変化が激しいこの時期、からだの不調を感じることも少なくありません。天気による体調不良は「気象病」と呼ばれます。気象病とは何か、辛い症状を和らげるポイントについて紹介します。

気象病とは?

雨の日は頭が痛い、季節の変わり目は肩凝りや関節痛が悪化する……などの症状を感じたことはありませんか?このような天気の変化や寒暖差によるからだの不調は「気象病」や「天気痛」と呼ばれます。

気象病の代表的な症状は、頭痛、倦怠感、関節痛、耳鳴りやめまいなどが挙げられます。

なぜ天気が体調に影響を及ぼすの?

なぜ天気がこのようなからだの不調を誘発するのか、そのメカニズムの詳細は不明な部分が多いです。

気象病について研究している佐藤純医師は、「気圧を感じる仕組みは内耳に存在する」、また「自律神経系のアンバランスが病態に関与している」と述べており、気圧の変化によって自律神経系が乱れ、頭痛やめまいなどさまざまな症状を引き起こすと示唆しています。

気象病を軽減するためには

気象病は自律神経系(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れることで起こると考えられているため、自律神経系を整える役割を持つ栄養素を積極的に摂取することがおすすめです。

マグネシウム

神経や筋肉の働きを正常に保ち、自律神経を安定させる効果が期待できます。
食品の例:アーモンド、くるみ、ひじきなど

ビタミンB群

神経や筋肉の正常な機能をサポートし、神経の過剰な興奮を抑える効果が期待できます。
食品の例:豚肉、卵、玄米、さつまいもなど
 

オメガ3脂肪酸

炎症を抑える働きがあり、頭痛や関節痛を軽減する効果が期待できます。
食品の例:青魚(サバ、イワシなど)、くるみ、アマニ油など
 

また、朝食の欠食など不規則な食生活は自律神経を乱すことにつながります。規則正しい食生活を心がけ、気象病を乗り越えましょう。

生活習慣の改善も重要

1.朝起きたら太陽の光を浴びる

朝に強い光を浴びることで刺激が脳に伝わり、体内時計がリセットされ、自律神経が整います。

2.朝食を必ず食べる

寝ている間に下がった体温を上げ、自律神経を副交感神経から交感神経に切り替える役割があります。

3.運動を取り入れる

日中はなるべく活動的に過ごしましょう。ウォーキングや軽めのランニングなど長くできる有酸素運動が効果的です。

4.ぬるめの湯で入浴

夜に39~40℃の湯にゆったり浸かると体がリラックスし、副交感神経優位に。血行もよくなり、眠りにも好影響を及ぼします。

5.質のよい睡眠

休日の「寝だめ」はリズムが乱れる元に。起床・就寝の時間を一定にし、睡眠のリズムを整えることが第一です。

最後に

40代50代の女性でお悩みの方も多いかと思います。特に春先から梅雨にかけて天候が変わりやすく体調を崩しやすい時期といわれています。

天気と体調の関係を正しく知り、適切なケアで元気に乗り切りましょう!

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