大腿四頭筋
初めまして❗️
高松スタジオの都築(ツヅキ)です。
私は今年、大学を卒業し柔道整復師免許を取得しました。
柔道整復師という資格を活かし、身体構造に基づいたトレーニング方法やストレッチ方法など、役に立つ情報をお届けできればと思います。
早速ですが!
今日は、前ももの筋肉「大腿四頭筋」についてご説明します。
大腿四頭筋とは4つの筋肉から構成されています。
・大腿直筋
・内側広筋
・中間広筋
・外側広筋
この4つの筋肉の総称が大腿四頭筋になります。
この中で今回注目したいのが、「大腿直筋」です❗️
大腿直筋には他の3つの筋肉とは異なる点があります。
それは、骨盤(下前腸骨棘)から起始し股関節をまたいで膝関節まで走行している点です。他の3つの筋肉は大腿骨から起始し膝関節のみをまたいでいます。
大腿四頭筋とは大腿部のかなりの割合を占めるとても重要な筋肉です。この大腿四頭筋の動きが悪くなったり筋肉が硬くなったりすると、膝関節や股関節に加え腰部にも影響が出てしまいます。
自分で筋肉を簡単にケアできる方法として『ストレッチ』がありますが、大腿四頭筋をしっかり伸ばすためには前述した「大腿直筋」も意識して伸ばすことが大切です。
前もものストレッチをする場合、大体の方が膝を曲げてストレッチをしています。もちろんそのやり方でも大腿四頭筋は伸びていますが、大腿直筋をしっかり伸ばすためには股関節の伸展(太ももを後ろに引く動き)を取り入れた方がより効果的にストレッチを行うことができます。
大腿直筋をはじめ、腸腰筋など股関節を曲げる働きをする筋肉が硬くなってしまうと、骨盤が前傾し、腰に圧迫力がかかり反り腰の状態になってしまうため腰痛が誘発されます。
腰痛の原因は様々ですが、反り腰による腰痛の場合、股関節前面の筋柔軟性が低下している可能性が高くなります。
腰痛持ちの方も、そうでない方も、筋肉の柔軟性があるに越したことはありません❗️
日頃から前ももをしっかりストレッチして腰痛を予防し、しなやかな筋肉を手に入れましょう‼︎