加工食品に含まれる隠れた脂質
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はじめに
ダイエットや生活習慣病と切っても切れない栄養素の「脂質」。
脂質と一口にいっても、さまざまな形で食品中に含まれており、目に見えるアブラもあれば、見えないアブラもあります。食品ごとの脂質のランキングを正しく知って、ダイエットや生活習慣病予防にぜひお役立てください。
アブラの目利きになろう
まずは「脂質」と「カロリー」の関係についてご紹介いたします。カロリーの元になるのは、たんぱく質と脂質と炭水化物の3つの栄養素です。それぞれ1gあたりのカロリーが違うので、これらの配分によって食品のカロリーも変わります。
たんぱく質と炭水化物は1gあたり約4kcal。脂質は1gあたり約9kcal。つまり、食品に含まれる脂質の割合が、その食品全体のカロリーを大きく左右するのです。
また、近年の日本人の食事では、炭水化物が減って脂質の割合が増え、理想的な摂取バランスが崩れてきています。この3大栄養素のバランスの乱れが、さまざまな生活習慣病を引き起こす要因となり、また、普段の体調にも影響していると考えられます。
加工食品の脂質に注意
カップ焼きそばなどを食べた時に、ボリュームが足りず、パンやおにぎりをプラスで食べてしてしまったことがあるという方もいるのではないでしょうか?
では、カップ焼きそば1個と、おにぎり2個(具材は梅・鮭)では、どっちが高カロリーだと思いますか?
1. カップ焼きそば1個
2. おにぎり2個(具材は梅・鮭)
3. 同じくらい
A: 「1. カップ焼きそば1個」
カップ焼きそば1個は500~800kcal、おにぎりはこの具材だと2個でも400kcal程度です。
加工食品は、油脂の使用量が多く脂質の量が増えるので、全体的に高カロリーになります。
カロリーと腹持ちを考えるなら、おにぎりを選ぶのがおすすめです。
ただし、おにぎりでもツナマヨなど、マヨネーズを使った具材は脂質が多く、カロリーが高めになるので注意をしましょう。
最後に
加工食品に含まれる脂質のランキングをご紹介しましたが、脂質を見抜く力はつきましたか?
ランキングを思い浮かべながら、毎日のメニュー選び、食品選びの際に是非お役立てください。