トレーニングによる痛みが和らぐメカニズム
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はじめに
肩こり・腰痛・膝痛など多くの方々が悩んでいるその痛みや不調。それらを改善するために運動やトレーニングが大切だとよく言われますが、「本当にトレーニングすると痛みが和らぐの?」「逆に痛みがふえるんじゃないか?」と疑問に思われる方も多いと思います。
そこで今回は運動やトレーニングが痛みを和らげるメカニズムについてご説明いたします。
トレーニングによって痛みが和らぐメカニズムは、複数の生理的および神経的な作用によります。代表的なのが「運動誘発性疼痛抑制(EIH)」と呼ばれる現象で、運動によって体内の鎮痛システムが活性化され、痛みが感じにくくなります。
内因性オピオイドと神経伝達物質

- 運動により、脳内で「エンドルフィン」や「エンケファリン」などの内因性オピオイドが分泌されます。これらは「脳内モルヒネ」とも呼ばれ、強力に痛みの信号を抑制します。
- ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質も分泌され、気分の高揚やストレス軽減にも作用し、これが痛みの緩和に関与します。
マイオカインと抗炎症作用
- 筋肉を動かすことで分泌される「マイオカイン」と呼ばれる生理活性物質が、抗炎症作用や神経への良い影響をもたらし、慢性の痛みに対しても効果が見込まれています。
- 運動で血流が改善され、炎症物質の排出や損傷部位の修復が促されることも痛み軽減につながります。
痛みの感度や脳の変化

- 運動習慣のない人がトレーニングを継続すると、中枢神経(脳や脊髄など)の「中枢感作」が抑制され、痛みへの過敏な反応が低減しやすくなることが示されています。
- 神経可塑性(神経の繋がりが再編成される性質)が促され、長期的には痛みが慢性化しにくくなります。
機能改善と身体的ストレス軽減
- 筋力強化により関節の安定性が向上し、周囲組織へのストレス軽減。
- 柔軟性向上で筋肉や腱の伸展性が改善され、動作時の負担が減少
- 姿勢改善、関節可動域の拡大により代償動作が減少し、特定部位への過度な負担を軽減します。
痛みにはマッサージより運動

- 慢性疼痛ガイドラインにおいて、整骨院での施術、マッサージに疼痛改善効果があるとは述べられていません。筋肉は自分の意志と力で動かすことが大事です。マッサージはたしかに気持ちが良いものです。しかし、それは痛みを抑える治療としてではなく、あくまでリラックスするものであることは認識しておいたほうが良いでしょう。根本的な痛みの原因の改善にはトレーニングがおすすめです。
まとめ
運動・トレーニングは、体内の鎮痛物質分泌、抗炎症作用の促進、血流改善、神経系の興奮抑制など、複合的なメカニズムで痛みを緩和する効果があります。継続的な運動療法は、慢性的な痛みに対しても有効です。
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